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ご存知ですか?
世界の(  )人に1人が難民です。
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医者になりたい。でも... イザザさん(16歳)コンゴ民主共和国出身

「暮らしていた村では、反政府勢力による攻撃や殺戮が絶えなかったため、隣国のウガンダに逃れてきました。家族が持っていたわずかな蓄えは、避難中になくなりました。
ウガンダに来てから入学した学校の成績は良くありませんでした。家が貧しく、学校で必要な学用品も、学用品を持ち運ぶバッグも買ってもらえませんでした。ペンもノートもないので、学校に行っても何かを書くことができません。授業に参加できないこともありました」

※インタビュー当時

世界の難民の状況は・・

世界の難民・国内避難民は近年、増加の一途をたどっています。ウクライナで起きている人道危機などの影響により、2023年5月末時点で難民の数は過去最多の1億1000万人となりました。世界の73人に1人が難民です。
この数は、日本の人口の8割以上にあたります。そして、難民・避難民全体の40%を18歳未満の子どもが占めており、親を失った子どもたちも少なくありません。

紛争や迫害などが原因で故郷を追われた人々のうち、国境を越えて海外に逃れた人々を「難民」、自国内の他の地域に避難している人々を「国内避難民」と呼びます。

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将来を描けない...
難民の声


ライサさん(ウクライナ避難民)
「毎年夏には娘を訪ねて3カ月過ごすのが楽しみだったのに……。もう1年以上も子どもや孫たちに会えなくてとても辛いの。家に帰りたい。夏には帰れるかしら。せめて夏の終わりにでも……」
パラワンさん(アフガニスタン避難民)
「時々荷物運びの手伝いをしていますが、収入がない時はパンも買えません。子どもたちにひもじい思いをさせないように仕事を探しています。手ぶらで帰宅した日は子どもの顔を見るのも辛いです。」
ナフィシャさん(ロヒンギャ難民)※仮名
「私は24歳の母親です。3歳の娘は難民キャンプで生まれました。子どもたちはまともな教育も受けられないまま、ここで一生暮らさなければならないのでしょうか?」
ナフィシャさん(ロヒンギャ難民)※仮名
「私は24歳の母親です。3歳の娘は難民キャンプで生まれました。子どもたちはまともな教育も受けられないまま、ここで一生暮らさなければならないのでしょうか?」
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今、地球のどこかで...
難民の方を思い浮かべながら、
ご自身に合うカタチで、できることをはじめませんか?

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【イベントに参加する】

写真展:「今、地球のどこかで」
6年16月(金)~6月20日(火) @東京/モンベル御徒町店
フォトジャーナリストの川畑嘉文氏、フォトグラファーの新畑克也氏、龍神孝介氏の作品に加え、AAR Japan職員が難民支援の現場で撮影した写真など、アジア・中東・アフリカの難民の状況を伝える写真を展示します。入場無料。
6月18日(日)には、トークセッション「フォトジャーナリスト川畑嘉文さんと語る/今、地球のどこかで」を開催。
詳細はこちら
公開シンポジウム:「難民の今を考える」 AAR Japan×関西学院大学
6月16日(金) @兵庫/関西学院大学 西宮上ケ原キャンパス 中央講堂/オンライン開催
関西学院大学 人権教育研究室と共催でシンポジウムを開催します。
AAR Japan職員によるウクライナ現地報告、来日ウクライナ避難民女性の話、学生による発表などを交えて、難民問題の現状を共有するとともに、私たちに今何ができるかを考えます。
詳細はこちら
報告会:ウクライナ人道支援/トルコ地震緊急支援
6月24日(土) オンライン開催
ウクライナ人道支援とトルコ地震被災者支援の報告会を開催します。
今もなお続く激しい戦闘から逃れる人々や、災害により突如日常を奪われた人々は今何を求めているのか? 日々、現地で活動する職員とオンラインでつなぎ、最新状況や今後の見通しについて報告いたします。
詳細はこちら
「今、地球のどこかで」~第2回サニーちゃんのおはなし会
6月25日(日) @佐賀/佐賀市立図書館
うさぎのサニーちゃんが主人公の絵本「地雷ではなく花をください」を中心にした読み聞かせやパネルシアターを開催します。楽しみながら世界のこと考えてみませんか?
詳細はこちら
公開シンポジウム:「難民の今を考える」 AAR Japan×関西学院大学
6月16日(金) @兵庫/関西学院大学 西宮上ケ原キャンパス 中央講堂/オンライン開催
関西学院大学 人権教育研究室と共催でシンポジウムを開催します。
AAR Japan職員によるウクライナ現地報告、来日ウクライナ避難民女性の話、学生による発表などを交えて、難民問題の現状を共有するとともに、私たちに今何ができるかを考えます。
詳細はこちら
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【知る、学ぶ】

【動画】難民問題を発信中!
読売テレビ放送(大阪市)との協働を通じて、難民問題について詳しく解説しています。
人道危機が続くウクライナ、そして累計100万人を超えるロヒンギャ難民が暮らすキャンプを訪れたAAR Japan職員によるレポートです。

ご視聴はこちら
 
YouTube番組【ミラ☆カルマ】難民問題を考えよう!
モデルの長谷川ミラさんがナビゲーターを、人気ラッパーの呂布カルマさんがスペシャルコメンテーターを務めます。AAR事務局長の古川がゲスト出演し、難民問題の現状や支援活動で気を付けているポイントなどを分かりやすくお話ししました。
ご視聴はこちら
【ミラ☆カルマ第6回】難民問題を考えよう!
【解説】難民とはどんな人たち?
難民問題の全体像、歴史や背景、そして各国の難民問題の状況などについて、やさしく解説します。どんな人々が、どんな環境で暮らしているのか...難民の素顔を知ってみませんか?
解説はこちら
YouTube番組【ミラ☆カルマ】難民問題を考えよう!
モデルの長谷川ミラさんがナビゲーターを、人気ラッパーの呂布カルマさんがスペシャルコメンテーターを務めます。AAR事務局長の古川がゲスト出演し、難民問題の現状や支援活動で気を付けているポイントなどを分かりやすくお話ししました。
ご視聴はこちら
【ミラ☆カルマ第6回】難民問題を考えよう!
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【チャリティ商品を購入する】

新商品!フィルターインボトル HARIO×AAR Japan
老舗耐熱ガラスメーカーHARIOの大人気商品がチャリティ商品として新登場!水出し茶などを楽しめるワインボトル型のフィルターインボトルです。
ラベルの花の絵はウクライナの隣国モルドバで、AAR Japanが支援するウクライナ難民と地元の子どもたちが描きました。1本あたり約500円が支援活動にあてられます。
詳細はこちら
純益はすべて支援に~オリジナルグッズ
ケニア産の紅茶をブレンドしフレーバードティー(協力:株式会社ルピシア)、老舗タオルメーカーがつくったタオル(協力:内野株式会社)、ウクライナ支援につながるポストカードなど、ここにしかないチャリティグッズがそろっています。
グッズはこちら
純益はすべて支援に~オリジナルグッズ
ケニア産の紅茶をブレンドしフレーバードティー(協力:株式会社ルピシア)、老舗タオルメーカーがつくったタオル(協力:内野株式会社)、ウクライナ支援につながるポストカードなど、ここにしかないチャリティグッズがそろっています。
グッズはこちら
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【使わないものを寄付にかえる】

~想いを届ける仕組み~ ハートスワップ
着なくなった服や使用しなくなった雑貨などはありませんか。使わなくなったものを寄付に換える取り組み、「ハートスワップ」を一般社団法人Tumuguと開始しました。
詳細はこちら
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企業の皆さまとの協働

現代の国際情勢下においては、さまざまな課題が山積しています。AAR Japanとともに社会課題の解決に一緒に取り組んでくださる企業・団体の皆さまを心よりお待ち申し上げます。
◆ご協力事例
・AAR Japan職員による講演を会社やイベントで開催する
(医薬化粧品産業労働組合連合会、NTTデータ労働組合、OBC Global Expo 2023)
寄付つき商品の販売(ピープルポート株式会社)
募金箱の設置、チャリティ商品の案内、寄付つきメニューの設置、ポスター掲示など、さまざまな協働の方法をご提案いたします。ぜひご連絡ください。
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「難民問題の新たな時代を迎えて」

理事長 堀江 良彰

昨年、世界の難民/国内避難民の数は1億人を超えました。難民支援の仕事に20年以上携わっていますが、難民問題が新たな時代に入ったことを痛感しています。ウクライナ危機に大きな関心が集まっていますが、その前から続くシリア難民、ロヒンギャ難民、アフガニスタン難民などの問題が解決されたわけではありません。

難民問題は決して遠い国の話ではなく、世界中がつながっている現在、一人ひとりが関心を持ち、考え、行動していくほかに解決する道はありません。困難に直面する方々に手を差し伸べられるのは、同じ時代に生きる私たちです。ともに世界の問題に取り組んでいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

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日本生まれの国際NGO

AAR Japanの難民支援

難民の方々とともに歩む

心や身体に傷を負った難民の子どもたち。仕事も家も故郷も失った大人たち。
それらを取り戻すことはできませんが、将来は築いていくことができます。
そのためには、一人ひとりに寄り添い、前を向き歩き始めるまでを支える支援が必要です。


人道危機は解決せず、難民の苦しみも残されたまま、世界から忘れ去られようとしています。
AAR Japanは、平和な日常を突然うばわれた難民・避難民の命をつなぎ、生活を取り戻すまでの支援を行っています。

皆さまのご支援は、難民の方々が明日を生きる力になります。
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よくある質問

Q
たくさんのNGOがありますが、AAR Japanの特徴はなんですか?
A
政治・思想・宗教に偏らない立場で、特に難民や障がい者など、困難な状況に置かれている人々、より弱い立場にある人々を優先的に支援しています。
Q
なぜ継続的な支援が必要なのですか?
A
ひとたび難民になると、安心して故郷に帰れるまでには10年、20年以上かかるとも言われています。長引く避難生活を支えるためには、緊急時だけではなく中長期的なサポートが必要です。
Q
寄付はどのように使われるのですか?
A
指定のないご寄付の場合は、その時に1番必要とされる地域の活動などに活用されます。
指定寄付(ウクライナ難民支援、ロヒンギャ難民支援など)は、直接その活動のために活用いたします。
ご寄付をもとに行った活動や成果はニュースレターやWEBサイト、イベントなどでご報告しています。また、アーク有限責任監査法人より監査を受けています。
Q
なぜ継続的な支援が必要なのですか?
A
ひとたび難民になると、安心して故郷に帰れるまでには10年、20年以上かかるとも言われています。長引く避難生活を支えるためには、緊急時だけではなく中長期的なサポートが必要です。

AAR Japanへご寄付いただくと寄付額の最大約5割が戻ってきます。
AAR Japanは東京都により認定NPO法人として認定されており、ご寄付は寄付金控除の対象となります。
詳しくはこちらから